「中古マンションはやめたほうが良い」「買うと後悔する」といった声を耳にして、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
中古マンションは新築より購入価格を抑えやすく、実際の物件を見てから購入できるのがメリットです。一方で、設備の老朽化や修繕費の負担など、注意すべき点もあります。
この記事では、中古マンションが「やめたほうが良い」と言われる理由や新築マンションとの違い、それぞれのメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
Contents
「中古マンションは買うな」と言われる理由

「中古マンションはやめたほうが良い」と言われる理由としては、主に以下の3つが考えられます。
- 設備が老朽化している可能性がある
- 修繕費負担が大きい
- 建設年数によっては耐震基準を満たしていない可能性がある
例えば、給湯器や配管、エレベーターなどの設備が老朽化している場合、購入後に想定外の修繕費が発生する可能性があります。
また、マンション全体の修繕に備えて毎月支払う修繕積立金は、築年数の経過とともに増額される傾向にあるため、長期修繕計画や積立金の残高も確認しておくことが大切です。
さらに、1981年5月31日以前に建築確認を受けた旧耐震基準のマンションの場合、現行の耐震基準を満たしていないケースもあります。
建物の状態や管理体制など、総合的な確認と判断が必要になるでしょう。
新築マンションの購入もやめたほうが良い?

新築マンションの購入も「やめたほうが良い」と言われることがあります。
主な理由は、以下の通りです。
- 価格が高い
- 購入後すぐに資産価値が下がりやすい
- 完成前に契約するケースが多い
新築マンションの販売価格には広告宣伝費や販売経費などが含まれているため、中古マンションと比べて割高になる傾向があります。
また、新築は入居した時点で「中古物件」となり、購入価格より資産価値が下がる傾向があります。
さらに、新築マンションは完成前から販売されるケースが多くあります。
その場合は、モデルルームでの見学がメインになるため、日当たりや眺望、共用部分の使い勝手などを実際に確認できない点には注意が必要です。
新築マンションのメリット・デメリット

新築マンションのメリット・デメリットを整理していきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・最新設備や高い省エネ性能を備えた物件が多い ・10年間の法定保証がある ・住宅ローンが利用しやすい ・耐震性や防犯性に優れた物件が多い ・税制面でも中古より有利になりやすい | ・中古に比べて購入価格が高い ・完成前に購入する場合は実物を確認できない ・購入直後に資産価値が下がりやすい ・立地や間取りの選択肢が中古より限られる ・換気システムにより外気が入りやすく、寒さを感じる場合がある ・将来的には管理費や修繕積立金の値上がりリスクがある |
新築マンションの魅力は、最新の設備や性能を備えた住まいで快適な生活を始められることです。省エネ性能を備えた物件も多く、光熱費の削減につながる場合があります。
また、住宅瑕疵担保履行法により「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」に対して10年間の法定保証※があるため、一定期間は安心して暮らせるでしょう。
※出典:一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会「住宅瑕疵担保履行法とは」
固定資産税の軽減措置など税制面の優遇も受けやすく、購入時と入居後の負担を抑えやすい点もメリットです。
一方で、新築マンションは供給数が限られるため、希望するエリアや間取りによっては選択肢が少ない場合があります。
特に駅近や人気エリアでは、新築物件そのものが少なく、希望条件に合う物件が見つかりにくいかもしれません。
さらに、入居当初の管理費や修繕積立金は比較的低く設定されていても、将来的に値上げされる可能性があります。
購入時の価格だけでなく、長期的な維持費も含めて検討することが大切です。
中古マンションのメリット・デメリット

中古マンションのメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・新築と比べて購入価格を抑えやすい ・希望エリアの物件を探しやすい ・実物や周辺環境を事前に確認できる ・リノベーションを検討しやすい ・資産価値が大きく下がりにくい傾向がある | ・建物や設備の老朽化が進んでいるケースもある ・修繕積立金が新築よりも高くなりがち ・旧耐震基準の物件では耐震性に注意が必要 ・住宅ローン控除が適用されないケースがある ・仲介手数料などの諸費用が発生することがある |
中古マンションの魅力は、新築マンションと比べて購入価格を抑えやすい点にあります。
日当たりや眺望、騒音、共用部分の管理状況などを自分の目で確認でき、リノベーションで自分好みの住まいにしやすい点もメリットです。
一方で、物件によっては住宅ローン控除の適用条件を満たさず、新築マンションより税制面で不利になるケースもあります。
仲介手数料が発生することが多く、リフォームやリノベーション前提の場合には追加費用がかかる点もデメリットと言えます。
中古マンションを購入する際には、物件価格だけでなく諸費用を含めた総額で比較・検討することが大切です。
新築マンションと中古マンションの主な違い

新築マンションと中古マンションの主な違いは、以下の通りです。
| 項目 | 新築マンション | 中古マンション |
|---|---|---|
| 費用相場 | 高い | 抑えやすい |
| 資産価値 | 購入直後に下がりやすい | 下落が緩やかなケースもある |
| 設備・共用施設 | 最新設備や共用施設が充実しているケースが多い | 築年数や管理状況によって差が出やすい |
| 物件の探し方 | 公式サイトや広告、モデルルーム見学など | 不動産会社やポータルサイトなど |
| 物件購入の流れ | モデルルームを見学し、不動産開発会社や販売代理会社から購入する | 不動産会社の仲介により物件を見学し、物件所有者(個人)から購入する |
費用相場
新築マンションは建築コストや人件費の上昇に加え、広告宣伝費や販売経費なども販売価格に含まれるため、購入価格が高くなる傾向があります。
一方、中古マンションは同じエリア・同程度の広さでも価格を抑えやすく、同じ予算でより広い部屋や駅近物件を選べる可能性があります。
資産価値
新築マンションの場合、購入直後から中古物件となるため、資産価値が急激に下がるのが特徴です。
中古マンションの場合は、すでに市場価格が落ち着いていることが多く、立地や管理状態が良好な物件であれば、資産価値の下落は緩やかな傾向にあります。
設備・共用施設
新築マンションは、最新の住宅設備や省エネ性能、防犯設備を備えているケースが多く、快適性や利便性の高さが魅力です。
一方、中古マンションは築年数によって設備の状態に差があります。
ただし、大規模修繕や設備更新が適切に行われている物件であれば、快適に暮らせるケースも少なくありません。
物件の探し方
新築マンションは供給数が限られるため、希望エリアによっては選択肢が少ないことがあります。完成前から販売されるケースも多く、早い段階から情報収集を行うことが重要です。
中古マンションは売りに出ている物件数が新築よりも多いため、希望エリアや沿線、学区などの条件からも比較的探しやすいと言えるでしょう。
ただし、人気物件は検討している間にほかの人が成約することもあるため、納得できる物件が見つかった際には早めの決断が必要になることもあります。
物件購入の流れ
新築マンションはモデルルームを見学し、売主である不動産開発会社や販売代理会社から直接購入するのが一般的です。
そのため、仲介手数料がかからないケースが多いというメリットがあります。
一方、中古マンションは実際の部屋や共用部分を確認してから契約できる点が特徴です。室内の状態だけでなく、管理組合の運営状況や修繕積立金の残高、長期修繕計画なども確認したうえで検討できます。
新築マンションと中古マンションはどちらを買うべき?選び方のポイント

新築マンションと中古マンションには、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。そのため、「新築が正解」「中古マンションはやめたほうが良い」と一概にどちらが良いと断定することはできません。
大切なのは、予算やライフプラン、住まいに求める条件を整理したうえで、自分に合った物件を選ぶことです。
ここでは、マンション探しで重視したい条件別に、どちらが向いているのかを解説します。
費用を抑えたいなら「中古マンション」
購入費用をできるだけ抑えたい場合は、中古マンションが有力な選択肢です。
新築マンションより価格が低い傾向があるため、同じ予算でも広い部屋を選んだり、駅に近い物件を検討したりしやすくなります。
また、住宅ローンの借入額を抑えられるため、毎月の返済負担を軽減しやすい点もメリットです。
立地を重視するなら「中古マンション」
立地を優先したい場合も、中古マンションのほうが物件数は豊富です。
特に駅近や人気エリアでは、新築マンションとして売り出される物件数が限られる傾向があります。
一方、中古マンションは過去に分譲された物件も含めて探せるため、希望の沿線や学区、生活環境に合わせて比較・検討しやすいのが特徴です。
すぐ住みたいなら「中古マンション」
中古マンションは建物が完成しているため、契約後比較的早く入居できるケースが多いです。早ければ契約から2週間〜1ヶ月ほどで引き渡しが行われます。
そのため、転勤や子どもの進学などで入居時期が決まっている場合は、中古マンションのほうがスケジュールを立てやすいでしょう。
ただし、居住中の物件やリフォーム工事が必要な物件は引き渡しまで時間がかかることもあります。
長く住みたいなら「新築マンション」
長期的に住み続けることを前提とするなら、新築マンションがおすすめです。
建物や設備が新しく、入居後しばらくは大規模な修繕や設備交換の心配が少ないため、安心して暮らしやすいでしょう。また、断熱性能や省エネ性能、防犯設備なども充実しているケースが多く、快適な住環境を求める方にも向いています。
資産価値を重視するなら「新築マンション」
資産価値を重視するなら、人気エリアの新築マンションを検討するのも良いでしょう。
駅近や再開発エリアなど、需要の高い立地にある物件は、将来的に売却しやすく、資産価値を維持しやすい傾向があります。
ただし、資産価値は築年数だけで決まるものではありません。
立地や周辺環境、管理状況なども大きく影響するため、総合的に判断することが大切です。
新築・中古マンションの購入はセンチュリー21がおすすめ

新築マンションと中古マンションには、それぞれ異なる魅力があります。
どちらが向いているかは、予算やライフプランによって異なるため、実際に物件を比較しながら検討することをおすすめします。
とはいえ、自分たちだけで細かな条件や将来性を細かく比較検討するのは難しいと感じることもあるでしょう。
そんなときは、不動産のプロの視点を取り入れるのがおすすめです。
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新築・中古マンションのメリット・デメリットを知って自分に合った物件を選ぼう

マンション購入を検討する際には、「中古マンションは買うな」「新築が絶対におすすめ」といった考え方ではなく、自分が何を優先したいのかを明確にしたうえで比較・検討を行うことが大切です。
新築マンションは最新設備や充実した保証、高い省エネ性能などが魅力ですが、購入価格が高く、希望エリアによっては選択肢が限られる場合があります。
一方、中古マンションは価格を抑えやすく、希望のエリアで選びやすいのがメリットですが、建物の管理状況や修繕計画などをしっかり確認することが重要です。
センチュリー21では、新築・中古を問わず幅広いマンション情報を取り扱っています。
予算や希望条件に合った住まい探しはもちろん、住宅ローンや住み替えに関するご相談も承っていますので、マンション購入を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。


